洗濯との戦い

新居に引っ越して初めて洗濯をした。

洗濯日和
洗濯日和 / yto


うちには洗濯機も洗濯機置場もないので、コインランドリに行ってぐるぐる回してきた。家で手洗いするというのも考えてはいるのだが、つい癖で普通の粉洗剤を買ってしまったので、これが終わるまではコインランドリを使おうと思っている。こうやって、人の行動は余計なモノで縛られていくというのがよく分かる。

コインランドリにはもちろん乾燥機もある。しかし、乾燥機にはお金がかかる。どうやら、今回の量を乾かすには300円くらい必要そうだ。洗濯に200円、乾燥に300円となると、1回500円かかることになる。週1回洗濯すると考えると、年間50週として25000円もかかってしまう。これなら安い洗濯機を買ったほうが良いという話になってしまう。幸い、今は結構乾燥している時期なので、家干しでも乾いてくれるだろう。というよりもむしろ花粉症なので今の時期は外干しは不可能。

家に持って帰ってきて、ふと気づく。
あれ?物干し台ってあったっけ?

・・・ない。なんと、私がこんな初歩的なミスを犯すとは…これが釈迦に説法というものか。

しかし、ここで諦めないのが賢者の知恵であって、アラフォーにもなって安いワンルーム賃貸に住む貧民のアイディアだ。本棚と冷蔵庫の上の電子レンジに、ダンボールをまとめるために100円ショップでかった麻ひもを三重四重にとおし、そこにやはり100円ショップで買っておいた洗濯バサミで洗濯物を干していく。100円ショップの麻ひもが思ったよりヤバい感じだ。麻ひもってこんなに簡単に切れるもんなんですかね?

しかしそれでも私は諦めず、最後まで洗濯物を干し終えたのだ。しかも、ちゃんとドアから入ったところに洗濯物が干されているのでちょっとしたのれんチックでオシャレ。さすが私です。

しかし、こんなに密集させていたのではちゃんと乾くのだろうかと一抹の不安が残る。それ以上に、洗濯して綺麗になったとはいえ自分の下着を部屋に入るたび出るたびに目の前で見て手で払いのけなくてはいけないというのは、気分的は最高とは言えないものだ。このアイディアにノーベル賞はいらないのでお金がもらえたら、そのお金で物干し台を買うことにする。なんとか細胞でも話題になってお金がもらえるくらいだから、何があってもおかしくないはずだ。

2 件のコメント :

  1. ウフフ・・・思わずクスリと笑ってしまいました。
    「一日不作一日不食」のブログも面白いですが、こちらのブログの方がエスプリが効いていて、私は好きですね~。

    ところで、洗濯機は今後も購入しないのですか?
    ずっとコインランドリーってのも大変そうですね。

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  2. 大絶賛、ありがとうございます!まだ向こうのブログの方が書きやすいですね、テーマさえ見つければ。こっちはテーマはいくらでもあるのですが、書くのがまだ慣れてないです。

    洗濯機、置く場所ないんですよ。屋内にもベランダにも。その分家賃が安いです。男1人だと、大して大変じゃないかも…。

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